今月のｐｈｏｔｏ.
函館市石川中央地区のＡさんのお宅。
この２月、突然、土地区画整理組合から呼び出しを受け、「おたくは４８％の減歩となる」と敷地の左半分（１３－１）の提供を求められた。上には建物が建っている。ほんとうに困った話に、「それが嫌なら、その土地を買い戻せ、６３０万円だ」と言われる。
こんな区画整理が未だにあることにびっくり。この地区の組合区画整理には、こんな話がごろごろあるのだ。
なんでも１年ほど前に、「道ができる」「下水が入る」と親類縁者の人が訪ねて印鑑をとっていったのが始まりだそうだ。みんな何がなんだか分からないうちにハンをとられ１年を経てこの事態に遭遇。
いま地元では「幸せに暮らす住民の会」（仮称）が立ち上げられ、この区画整理組合の監督官庁となった中核市・函館市にかけあっているところだ。
（月刊「区画・再開発通信」７月号１０頁から）
２０１０年7月２０日掲載
■トップページにもどる
めざせ！ 住民主権のまちづくり
ＮＰＯ・特定非営利活動法人 区画整理・再開発対策全国連絡会議
Copyright c 無断転載はお断りします。 E-mail info@kukaku.org